家出に関する豆知識
特異行方不明者
家出が発覚すると、たいていの家族は警察に捜索願を出すことになりますが、この際に行方不明者は大きく2つに大別されます。1つは単に行方がわからないもの、もう一つは特異行方不明者と言って捜索が急務であると判断されるものです。
特異行方不明者といっても具体的には様々な事例があります。他者が原因であると考えられる場合は、殺人や誘拐などの犯罪に巻き込まれている可能性があり、生命や身体の危険が懸念される場合や、事前の情報で本人の行動において水難や交通事故など生命に危険の及ぶ事故に巻き込まれている可能性がある場合などがあります。
本人に医師があった場合でも、遺書がある場合、行方が分からなくなる前の行動・発言で自殺を予見させるものがあった場合、精神的に障害がある場合、危険なものをもったまま行方をくらましており、自分や他人に危害を与える可能性がある場合などは特異行方不明者の対象となります。
病気や高齢、年少者など自分で危険を回避できない状況にあり、一人にしておくと危険であると考えられる場合なども特異行方不明として扱われます。
一般的な行方不明の場合は警察のデータベースに登録され、補導や検問、巡回などで不審人物として職務質問された時などにデータに引っかかれば連絡が来ますが、積極的な操作はしないのに対して、特異行方不明者と認められると積極的に捜査してもらうことができます。
本人が立ち回りそうな場所や就きそうな仕事関連などに聞き込みや捜索をしてくれますし、場合によっては顔写真や特徴などを載せたチラシなどで公開捜査も行ってもらえます。