家出に関する豆知識

発見後の対応

幸いにも家出人を無事に見つけ出せたとしましょう。家出人が成人である場合、強制的に連れ戻すことは基本的にはできません。未成年の場合はドメスティックバイオレンスなどの家庭問題がある場合を除いては保護者のもとに引き渡されるのが普通です。

どちらにしても発見して連れ戻したところで、本人が家出した原因を解決しないことには何度も家出を繰り返すことになります。まず家出人か見つかったら無事であることを喜び、本人にその気持ちを伝えることです。そして悩みを抱えて家出した本人の気持ちを尊重し、一緒に考えていく姿勢が大切です。

家出してしまうということは家族との今までの関係が薄かった可能性も十分考えられますので、コミュニュケーションを密にし、家族にとって本人が大切で必要な存在であるということを感じられる環境を作らなくてはなりません。

無理に連れ戻すという方法もなくはありませんが、まずは本人の無事を確認し、できることなら本人に時間をあげましょう。時間をかけてもお互いを理解しあい、自分の意志で帰ってこられるような環境づくりをして家族のきずなを再構築することが、家出人にとっても周りの家族にとっても後々良い結果を生むのではないでしょうか?未成年の場合は家出先でそのまま生活するというのは難しいでしょうから帰宅せざるをえませんが、いきなり怒ってしまうのは絶対しないでおきましょう。まずは否定せず話を聞いてあげることです。

親に頭ごなしに否定されたら子供は心を閉ざすだけです。家出という家族にとっては大きな事件ではありますが、それをきっかけに今まで話せなかったことを話せるようになる良いきっかけとなれば家族みんなで成長することができるはずです。