家出の原因
病気で失踪する原因としてまず挙げられるのが、精神的な病気によって心身喪失状態で行方をくらましてしまう場合です。とくに重度のうつ病の患者が失踪するというのは深刻な事態です。うつ病とは高度なストレスなどから脳内の神経伝達が正常に行われなくなり起きます。もともと生真面目で責任感が強い人に多く、もともと持っている性格も影響していると言われています。
とはいえだれしもがなりうる病気です。症状は様々ですが、初期症状としては疲労感や倦怠感、食欲不振などがありますが、進行してくると不安や集中力の欠如、めまいや味覚障害、睡眠障害が始まり、重度になると死ぬことを考えるようになります。
つまりうつ病の患者が失踪するというのは自殺を考えている可能性が非常に高く、失踪時点では現実からただ逃げたいだけだったとしても、失踪後思い詰めてしまうことも十分考えられます。早期に失踪届を出して、遺書などがあった場合は緊急性が認められるかもしれませんし、家の通帳を持ち出した場合は事件性があるということで捜索してもらえます(前科が付きますが)。精神病の場合、不審行動などから警察に通報があって見つかる場合もあるようです。
精神的な病気以外でも、重い病気であることを知ってしまった場合や、生活に支障が出るほどの障害を負ってしまった場合に失踪することもあります。患者が老親や子供の場合は親が一緒に失踪などという場合もあります。
自分の将来や今後周りにかける影響などを考え、精神的ショックのあまり悲観的になり発作的に家を出てしまう場合です。こういった場合も自殺を考える可能性が高いので、早期に失踪届を出し、緊急性があることを認めてもらい捜索してもらう必要があるでしょう。