家出後の道
家出する場合、ほとんどの場合が何らかの悩みを抱え、そんな現実から逃れて家族や知人との関係を断ち切ってどこかへ行ってしまいたい…そんな思いを抱えて家出という行動に出ることでしょう。生きることの意味が分からない、社会から逃れたい、そういう場合に家出人が選ぶ道として出家という方法があります。
多くの場合、出家というのは仏教用語で俗世間から離れて家族との生活を捨て仏門に入り仏教の勉強と修行に身をささげることを指します。宗派によっていろいろ内容は違いますが、出家するためには基本的に師となる僧のもとで修業しなくてはなりませんので、まずは師とする僧に弟子にしてもらえるようお願いしなくてはなりません。
自分が志し所属する宗派の住職のもとで弟子として認められ、出家できうる人間であると判断された場合に出家を推薦してもらうことができます。ただし、出家するというのは決して楽なものではありませんので、住職も簡単には認めてはくれないでしょう。
厭世的な気持ちだけで出家できるほど僧の修行は楽ではありませんし、修業の末に僧になったとしても今までの家族や環境から離れ僧として生きるため、社会や俗世間とのかかわり方は変わってくるものの、社会とのつながりがなくなるというわけではありません。僧になれば寺を任され檀家などと交流していかなくてはならないからです。
なお、昔女性の地位が低かった時代に駆け込み寺といわれる離縁できない妻が縁を切るお寺がありましたが、現代では弱者をかくまうお寺というものはあまりみられません。かわりにシェルターと言ってドメスティックバイオレンスや加害者から保護する目的の施設があります。ます。あくまで一時保護が目的ですので、ショック状態のケアや問題解決に向けての相談などが主な目的となります。