自分の家族がある日家に帰らなくなり、所在が分からなくなる。それが家出です。家出にもさまざまな種類があります。高齢化により痴呆老人の家出も増加傾向で、家庭内暴力による家出が増えているのも現代社会の世相を反映しています。
中でも増えているのは未成年のプチ家出というもので、遊びに行って無断外泊したまま1~2週間家に戻ってこない状態のことです。お泊りの延長という感覚で、家出している本人、ひいては親までも深刻に考えていない場合もあり、犯罪に巻き込まれるなど深刻な状態になってからでないと気付かない可能性も十分にあります。
男子の場合は悪い仲間とつるみ、万引き、ひったくり、強盗など犯罪行為に手を染めてしまったり、女子の場合は援助交際などで食事と泊まる場所を提供してもらってやり過したり、未成年には危険な犯罪の温床となっています。
では家族がどこにいるかわからなくなった場合、まず何をすればよいでしょう?とりあえず警察に家出人捜索願を出すことになるでしょう。家出人には家出した本人に家出する意志がある一般家出人と家出人本人に家出の意思がなく別の原因が考えられる、もしくは本人に命の危険がある特別家出人があります。
一般家出人は警察のデーターに家出人の情報が登録され、に日々のパトロールによる事情聴取や住民の情報提供で発見される場合はあるものの、積極的に家出人のための捜索を行ってくれるわけではありません。それに対し特別家出人は緊急性があるため積極的に捜査を行います。なお、家出人捜索願は有効期間があるため、期限が切れた場合は更新をしなくてはなりません。
他には探偵や調査会社に依頼して探してもらう方法がありますが、不安やあせりに付け込んで契約を急がせたり、料金体系が不明瞭で非常に高額であったりする悪徳業者も少なくありません。
まずは落ち着いて家出の行く先が分かる痕跡が残されていないか、家出人の知人・友人に連絡を取り情報を知っている人がいないかなど、自分のやれることをやり、そのうえで調査会社に相談してみるのも良いでしょう。